ニュース
08.10.01発行

Dimitri Gomez for C&J 販売開始のお知らせ

Crockett & Jonesロゴ
皆さんこんにちは。Web Masterの“S”です。今回は先月の『Riccardo Bestetti』に続き、本邦初登場の超ド級ブランドをご紹介させていただきます。ブランドは名付けて『Dimitri Gomez for C&J』!! 「なんだクロケットか……」と言うのは早合点! 今回ご紹介するクロケットはただのクロケットではありません。ではどこが凄いのか!? 気合いを入れてご紹介いたしましょう!
image
image
雑誌などでも何度か紹介されていますからご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、『Crockett & Jones』にはパリに直営店があります。1998年にオープンしたこの直営店は稀代の靴収集家として業界では超有名人だったティエリ氏が尽力して開設されました。そのお店の一角に3畳ほどの小部屋が存在しています。そしてその小部屋の主こそがディミトリー・ゴメス氏、かのティエリ氏をして「世界一の靴職人」と言わしめた天才靴職人なのです!
image
TradingPostでは以前からディミトリー氏の靴に非常に興味を持っていましたが、彼は生粋のビスポーク職人。取扱いは難しいと考えていました。「ビスポークを受ければいいじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませ んが、それは私のポリシーに反するのです。ビスポークは『作り手と履き手が直接話しこんで作らないと本当に良いものは作れない』と言うのが私のポリシーなんです。なので悩みました。そこで既成靴を作ってもらえませんかと、初めてパリに足を運んでから構想2年半、訪れること幾度、話し合いに話し合いを重ねて、ついに満足いくラストを持ったビスポークの仕様を持った既成靴『Dimitri Gomez for C&J』が完成したのです。
image
ではご紹介しましょう! こちらがプレーントゥオックスフォードの“アンリ”。フランス人の大好きなデザインですね。どんなスーツだろうが決して負けないその存在感は抜群です! カラーは黒のみの展開です。

品番:HENRI/価格:¥420,000(税込)

image
そしてこちらがプレーントゥバルモラルの“フィリップ”。お気づきの方もいるかもしれませんが今回のこの特別コレクションはフランス王の名前から取っています。王にふさわしい靴、というTPの思いが込められています。こちらは茶色のみの展開で、ドレスでもカジュアルでも幅広く扱えるデザインが魅力です。

品番:PHILIPPE/価格:¥420,000(税込)

image
上から見るとこんな感じです。どうです? 素晴らしいスタイルだと思いませんか? 長くもなく短くもない、丸くもなければ角くもない、どこまでもオーソドックスなのに限りない色気を発する抜群のバランスだと思います。手前味噌ではありますが、靴の一つの完成形と言えるのではないでしょうか?
image
image
それでは細かいディティールを数点ご紹介しましょう。まずはウェスト部分。左が今回の『Dimitri Gomez for C&J』で、右が『C&J Hand Grade』です。『C&J Hand Grade』も既成靴の中ではかなりウェストを絞り込んでいる方ですがその差は一目瞭然です。これが天才と言われる職人の技術なのです。もちろんこの靴は掬い縫いだけではなく、出し縫いも全て手作業で行われています。出し縫いまで伏せてありますからその技術と芸術性は図り知れません!
image
image
ソールから見るとこんな感じです。見事に絞り込まれたウェストと、ヒールの小ささがビスポーク職人ならではの靴作りと言えます。ヒールの大きさは後ろから見ると一目瞭然ですね。これもビスポークでよく使われるテクニックなんですが、ヒールを少しだけ高くしてあります。これは上から見た時よりエレガントに見せるためです。あと何か気付きませんか?そう、この靴後ろに縫い目が無いのです。革を効率よく使うためということもありますが、技術的に成形が難しいため通常機械製の靴では後ろに縫い目を入れます。この靴はそれを1枚の革で成形しているのです。俗にシームレスバックと言われる仕様です。そのためヒールはより丸みを帯び、抜群のフィット感を得ることが可能となります。
image
そして完成した靴には今回の為に特別に拵えたロゴマークが入った半敷きが付きます。C&Jマークを左に、ディミトリー氏のロゴと、下には。『C&J Hand Grade』でも採用されている旧型のC&Jロゴが入ります。C&J社社長ジョナサン氏と、ディミトリー氏、そしてTPが考えた新ロゴです。
image
如何でしたか?これを駄目出しされたらもう行くところがありません。値段はひっじょ~に高いですが、全て手作業ですからこの価格にはなってしまうのです。コストパフォーマンス的にはむしろ優れていると言っても過言ではあ りません。TPが惚れて惚れぬいたディミトリー・ゴメス氏の名靴。ぜひ一度ご覧になられてみてください。そして出来ることなら貴方の自慢の1足にしてみてはいかがでしょうか?

取扱店はこちら:青山本店大阪店